「GENKYO 横尾忠則」展、東京都現代美術館で開催

東京・木場公園内の東京都現代美術館では、日本を代表するの現代美術家の一人、横尾忠則氏の大規模な個展『GENKYO 横尾忠則 [原郷から幻境へ、そして現況は?]』が2021年7月17日(土)から10月17日(日)まで開催するのでメモしておきます。(photo:東京都現代美術館|プレスリリース[PDF])

本展は、1960年代からつねに第一線で活躍し、日本を、そして世界を魅了し続けてきた、アート界のレジェンド、横尾忠則氏の60年以上にわたる創造の全貌を目の当たりにすることができる集大成の展覧会となります。愛知県美術館で開催され、過去最大規模の横尾展として話題を呼んだ「GENKYO 横尾忠則」展が、東京ではさらにスケールアップし、横尾氏自身の総監修により、構成を根本的に見直すとともに、去年から今年にかけて描かれた新作を含めて、200点以上の作品が新たに加わり、500点以上の作品が出品されます。

横尾氏はすべての人間の魂のふるさと「原郷」から汲み上げた、豊かで奔放なイメージの世界「幻境」を、数多の独創的な絵画に描き出してきました。横尾芸術のダイナミックな展開を、心うちふるえるまでに体感することができる、まさに画期的な展覧会です。

横尾忠則氏は、1936年、兵庫県西脇市生まれ。高校卒業後、神戸でデザイナーとしての活動を始め、1960年に上京、グラフィック・デザイナー、イラストレーターとして脚光を浴びます。その後、1980年にニューヨーク近代美術館で大規模なピカソ展を見たことを契機に、画家としての本格的な活動を開始。様々な手法と様式を駆使して森羅万象に及ぶ多様なテーマを描いた絵画作品を生み出し、国際的にも高く評価されます。2000年代以降、国内の国公立美術館での個展のほか、パリのカルティエ現代美術財団(2006)をはじめ、海外での発表も数多く行われています。2012年に横尾忠則現代美術館(兵庫県神戸市)、2013年に豊島横尾館(香川県豊島)が開館。

GENKYO 横尾忠則 [原郷から幻境へ、そして現況は?]
会期:2021年7月17日(土)~10月17日(日)
会場:東京都現代美術館 (map)
開館時間:10:00~18:00
休館日:月曜日、8月10日(火)、9月21日(火)
※8月9日(月・祝)、9月20日(月・祝)は開館
料金:一般2,000円
問い合わせ:ハローダイヤル Tel.03-5777-8600 (8:00~22:00)

[ 関連するサイト ]
GENKYO 横尾忠則 [原郷から幻境へ、そして現況は?]
東京都現代美術館

横尾忠則 (イラスト)
¥3,500 (2021.6.30時点)
Amazon.co.jp