瀬戸内国際芸術祭2019、4月26日から3シーズンで順次開催

直島(草間彌生)

瀬戸内海の12の島と2つの港を舞台に開催される現代アートの祭典『瀬戸内国際芸術祭2019』は、春、夏、秋の3シーズンに分けて開催するのでメモしておきます。(photo:直島 [草間彌生「南瓜」1994年]|プレスリリース[PDF])

瀬戸内国際芸術祭は、2010年から3年に1度開催される日本最大規模の国際芸術祭で、総合プロデューサーに福武總一郞氏、総合ディレクターに北川フラム氏を迎え、今回で4回目となります。2019年の会期は3シーズンに分け、4月26日(金)から5月26日(日)までを「ふれあう春」、7月19日(金)から8月25日(日)までを「あつまる夏」、9月28日(土)から11月4日(月・祝)までを「ひろがる秋」として、アートプロジェクトやイベントが開催されます。

本芸術祭のコンセプトとして、「アート・建築―地域の特徴の発見」、「民俗―地域と時間」、「生活―住民(島のお年寄りたち)の元気」、「交流―日本全国・世界各国の人々が関わる」、「世界の叡智―この地を掘り下げ、世界とつながる場所に」、「未来―次代を担う若者や子どもたちへ」、「縁をつくる―通年活動」を基にした、国内外のアーティストによる作品が瀬戸内海の島々や港に展示されています。

島の魅力を発見し、「あるものを活かし新しい価値を生み出す」サイトスペシフィックなアートプロジェクトの進展の他に、「瀬戸内の資源」、「アジアの各地域」そして「島の『食』」を重点プロジェクトとして展開し、個別プロジェクトの一層の充実を図ります。

主な新規参加作家・プロジェクトには、2010年から参加の塩田千春氏とフランスを拠点に活躍する建築家 田根剛氏によるコラボレーション作品が計画され、女木島「小さなお店プロジェクト (仮称)」ではレアンドロ・エルリッヒ氏や宮永愛子氏らによる作品が計画されています。

そのほかの参加作家・プロジェクトは、アナヒタ・ラズミ、安藤忠雄、伊藤キム、大竹伸朗、金氏徹平、キム・キョンミン、クリスティアン・バスティアンス、鴻池朋子、コシノジュンコ、サラ・ヴェストファル、塩田千春、スプツニ子!、切腹ピストルズ、千住博、TEAM 男気、内藤礼、名和晃平、ハンス・オプ・デ・ビーク、日比野克彦、ビートたけし×ヤノベケンジ、ままごと、みかんぐみ+明治大学学生、やさしい美術プロジェクト、横尾忠則、Yottaら。(敬称略)

瀬戸内国際芸術祭2019
会期:
春 (ふれあう春):2019年4月26日(金)~5月26日(日)
夏 (あつまる夏):2019年7月19日(金)~8月25日(日)
秋 (ひろがる秋):2019年9月28日(土)~11月4日(月・祝)
会場:直島豊島女木島男木島小豆島大島犬島沙弥島 (春)、本島 (秋)、高見島 (秋)、粟島 (秋)、伊吹島 (秋)、高松港周辺宇野港周辺
作品鑑賞パスポート:3シーズンパスポート 4,800円、会期限定パスポート 各4,000円
問い合わせ:瀬戸内国際芸術祭総合案内所 Tel.087-813-2244

[ 関連するサイト ]
瀬戸内国際芸術祭2019
ベネッセアートサイト直島

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