藤森照信―自然と建築、茅野市美術館で開催

茅野市美術館

長野県茅野市の茅野市美術館では、長野県茅野市出身の建築史家・建築家 藤森照信氏の活動を特集した収蔵作品展『藤森照信―自然と建築』が2020年10月30日(金)から12月26日(土)まで開催されているのでメモしておきます。(photo:茅野市美術館)

本展では、建築家としてのデビュー作となった1991年の「茅野市神長官守矢史料館」や、2019年度に日本芸術院賞を受賞した「ラコリーナ近江八幡 草屋根」(滋賀県近江八幡市)など、藤森氏の国内外の建築と各作品のスケッチを紹介します。

藤森照信氏は1946年生まれ。近代建築史・都市史研究の第一人者として多くの業績を残しています。1991年に諏訪大社上社の依頼で、筆頭神官守矢家の史料を収蔵するための「神長官守矢史料館」(長野県茅野市)を設計し、建築家としてデビュー。以降、自邸「タンポポハウス」(1995)をはじめ、美術家・赤瀬川原平氏の邸宅「ニラハウス」(1997)や、2本の木の上に立つ「高過庵」(2004)などを代表作に、過去や現在のどの様式にもあてはまらない、自然素材や植物を取り込んだ設計を試みています。

令和2年度 茅野市美術館 常設展 第3期収蔵作品展
藤森照信―自然と建築

会期:2020年10月30日(金)~12月26日(土)
会場:茅野市美術館 (map)
開館時間:9:00~20:00
休館日:火曜日、ただし火曜日が祝日の場合は、その直後の休みでない日
入場料:無料
問い合わせ:Tel.0266‐82‐8222

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