安藤忠雄展-挑戦-、アルマーニ/シーロスで開催

光の教会

イタリア・ミラノにあるジョルジオ アルマーニ (Giorgio Armani)の文化複合施設「アルマーニ/シーロス (Armani/Silos)」では、フランスのポンピドゥ・センターとの共同企画展『Tadao Ando. The Challenge (安藤忠雄展-挑戦-)』が2019年4月9日(火)から7月28日(日)まで開催されるのでメモしておきます。(photo:光の教会)

世界最大規模の家具見本市 ミラノ・サローネの開催期間にあわせて開催される本展は、2018年に開催されたパリのポンピドゥ・センターで行われた建築家 安藤忠雄氏の展覧会を再編成したもので、安藤氏の建築の原点である住宅「住吉の長屋」から始まり、30年余り関わり続けてきた「直島の一連のプロジェクト」、そして現在進行中のパリの「ブルス・ドゥ・コルスメ」まで、稀代の建築家の挑戦の軌跡と未来の展望を追います。

本展は、「空間の原型」「都市への挑戦」「風景の創造」「歴史との対話」という4つのメインテーマで構成され、スケッチやドローイング、模型や映像などの資料により、50以上のプロジェクトが一堂に紹介されます。また、安藤忠雄の創造の原点でもある「旅」のスケッチと安藤自身が撮影した写真も同時に展示されるほか、特別ガイドツアーでは本会場の向かいにある安藤氏が設計を担当したジョルジオ アルマーニの多目的空間「アルマーニ/テアトロ (Armani/Teatro)」(2001年竣工)が初公開されます。

会場となる「アルマーニ/シーロス (Armani/Silos)」(2015年オープン)は、ジョルジオ アルマーニ創設40周年を記念した4階建ての文化複合施設で、建築家にスポットを当てた展覧会は同施設初となります。Silosとは、「農産物などを保存する倉庫」という意味で、同施設が1950年頃に作られた穀物倉庫を改築したことから由来します。

Tadao Ando. The Challenge
会期:2019年4月9日(火)~7月28日(日)
会場:アルマーニ/シーロス (map)
開館時間:11:00~19:00 ※木曜日・土曜日は21:00まで
休館日:月曜日、火曜日
入場料:通常12ユーロ ※特別ガイドツアーは別途7ユーロ(Armani/Teatroの特別見学含む)
問い合わせ:Tel.+39 02 91630010

[関連するサイト]
Armani/Silos
安藤忠雄建築研究所
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