東京會舘新本館、2019年1月8日グランドオープン

東京・丸の内の東京會舘は、東京會舘・三菱地所・東京商工会議所による3者共同プロジェクトで推進してきた「丸の内二重橋ビルディング」内に『東京會舘新本館』を2019年1月8日(火)にグランドオープンするのでメモしておきます。(photo:丸の内二重橋ビルディング／東京會舘新本館)

東京會舘は、1922年(大正11年)に“世界に誇れる、人々が集う社交場”として皇居の目の前に開場し、建て替えのため、2015年1月31日より一時休館しましたが、「NEW CLASSICS.」をコンセプトにレストラン・バンケット・ウエディングを有する複合施設として新たに生まれ変わりました。

新生東京會舘レストランは、初代・二代目本舘から続く伝統の味を継承しながら、より軽やかな感性を加えた新たなメニューが登場する6店舗のほか、和とフレンチを融合した「鉄板焼會」、東京會舘の伝統的な料理を基軸にしながらカジュアルなメニューを展開する「BLUE TERRACE by ROSSINI」という新しい2店舗を加えた計8店舗が誕生します。

バンケットは、丸の内地区最大級となる1,800名のパーティを行うことができ、国際規模のMICEにも対応する最新の音響機器や高性能プロジェクターなどを導入しました。ウエディングでは、テイクアンドギヴ・ニーズと提携し、大正時代から続く伝統を重んじながら、新たなスタイルを提案します。

なお、内装設計はロビーなどの共用部と宴会場が日建スペースデザイン、そのほかはメック・デザイン・インターナショナル、乃村工芸社が担当しています。

丸の内二重橋ビルディングは、「富士ビル」「東京商工会議所ビル」「東京會舘ビル」の3棟の一体建替えにより、2018年10月15日(月)に「丸の内二重橋ビル」として竣工し、商業ゾーンとなる「二重橋スクエア」は同年11月8日(木)にオープンしました。同ビルディングは、低層部が三菱地所、東京商工会議所、東京會舘による区分所有で、高層部は三菱地所と東京會舘の共同所有となっています。

丸の内二重橋ビルディング／東京會舘新本館
所在地：東京都千代田区丸の内3-2-3 (map)
設計監理：三菱地所設計、日建設計コンストラクション・マネジメント(東京會舘専有部)
敷地面積：9,935.02ｍ²、建築面積：8,355.06m²、延床面積：174,054.18m² ※東京會舘専有部分は約17,697m²
構造：地上S造・地下SRC造、階数：地上30階・地下4階・塔屋2階
竣工：2018年10月15日

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