「住まい」の構想、国立近現代建築資料館で開催

東京・湯島の文化庁 国立近現代建築資料館では、令和3年度収蔵品展 『「住まい」の構想 収蔵資料が物語る名作住宅 (1940ー1975)』が2021年12月14日(火)から2022年3月13日(日)まで開催しているのでメモしておきます。(photo:文化庁 国立近現代建築資料館|プレスリリース[PDF])

コロナ禍において、在宅勤務の推進、家族生活の変化が生じ、「住まい」に対する考え方自体にも変化の兆しが見られ始めています。私達の住まいの考え方は、戦後復興期から1970年代初めの高度成長期までの住宅に関する様々な試みを土台として形成されました。都市への人口集中、持ち家願望、核家族化の進行、モダンでお洒落な生活空間の希求といった大きな社会状況の変化に応えるべく、様々な「住まい」が構想されました。それらを土台として、「住まい」のデザインは1970年代後半以降に多様性を伴って高度な発展を遂げ、今日では、日本の建築文化を支える重要なフィールドとなっています。

本展覧会では、この「住まい」の構想の土台に焦点を当てます。当資料館の収蔵資料より、戦中および戦後復興期から1970年代半ばまでの住まいの構想資料を取り上げ、日本の住宅の試行と発展をわかりやすく、かつ、生き生きと蘇らせることを目指します。

なお、本展覧会では、一部の展示を一ケ月ごとに替えることで、より多くの貴重資料の特別展示を行います。

「住まい」の構想 収蔵資料が物語る名作住宅 (1940ー1975)
会期:2021年12月14日(火)~2022年3月13日(日)
会場:文化庁 国立近現代建築資料館 (map)
開館時間:10:00~16:30
休館日:毎週月曜日、および1月11日(火) ※ただし1月10日(月・祝)は開館
入館料:無料 ※平日のみ湯島地方合同庁舎正門より入館に限る/都立旧岩崎邸庭園(休園中)より入館(入館料一般400円が必要)
問い合わせ:Tel.03-3812-3401

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