妹島和世+西沢立衛 / SANAA展、TOTOギャラリー・間で開催

東京・乃木坂のTOTOギャラリー・間は、世界的な建築家ユニット 妹島和世+西沢立衛 / SANAAの展覧会『環境と建築』を2021年10月22日(金)から2022年3月20日(日)まで開催するのでメモしておきます。(photo:NEW MUSEUM|プレスリリース[PDF])

本展覧会は、妹島和世氏と西沢立衛氏が日本、中国、ヨーロッパなど各地で近年取り組んでいるプロジェクトを中心に、住宅、大学、美術館、劇場などを、模型や図面の展示で構成したもので、両氏は、「環境と建築」というテーマに長年取り組んできました。「金沢21世紀美術館」(石川県、2004年)、「ROLEXラーニングセンター」(スイス、2009年)、「ルーヴル・ランス」(フランス、2012年)に代表されるように、内と外を緩やかにつなぎ回遊性を高めることで、人びとの豊かで自由な交流と、周辺地域との新たな関係の可能性を提示しています。建物が媒介となり、人びとの暮らしと環境が織り混ざりひとつの風景となる、そんな建築のあり方を実現しています。こうした活動により、妹島氏と西沢氏はプリツカー賞(2010年)など、数多くの賞を受賞しています。

本展覧会は、当ギャラリーでは2003年以来2回目の個展となります。SANAAだけでなく、妹島氏、西沢氏それぞれの事務所のプロジェクトも併せて展示することで、その後の両氏の活動の軌跡を紹介します。 常に進化をつづける妹島和世+西沢立衛 / SANAAの現在進行形が見られる、貴重な機会となります。

妹島和世+西沢立衛 / SANAAは、両氏による建築家ユニット。2004年ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展 金獅子賞、2010年プリツカー賞など数多くの賞を受賞。主な作品に、「金沢21世紀美術館」(石川県)、「ニューミュージアム」(アメリカ)、「ROLEX ラーニングセンター」(スイス)、「ルーヴル・ランス」(フランス)、「グレイス・ファームズ」(アメリカ)、「荘銀タクト鶴岡」(山形県)、「日立市新庁舎」(茨城県)など。

妹島和世氏は、1956年生まれ。1981年日本女子大学大学院修了。1987年妹島和世建築設計事務所設立。1995年西沢立衛とSANAA設立。現在、ミラノ工科大学教授、横浜国立大学大学院Y-GSA 教授、日本女子大学客員教授、大阪芸術大学客員教授。

西沢立衛氏は、1966年生まれ。1990年横浜国立大学大学院修了。妹島和世建築設計事務所を経て1995年妹島和世とSANAA設立。1997年西沢立衛建築設計事務所設立。現在、横浜国立大学大学院Y-GSA教授。

妹島和世+西沢立衛 / SANAA展「環境と建築」
会期:2021年10月22日(金)~2022年3月20日(日)
会場:TOTOギャラリー・間 (map)
時間:11:00~18:00
休館日:月曜・祝日 ※2021年12月27日(月)~2022年1月6日(木)は休館
入場料:無料 ※オンラインにて事前予約制
問い合わせ:Tel.03-3402-1010

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