東京・表参道のルイ・ヴィトン 表参道ビル7階「エスパス ルイ・ヴィトン東京」では、フォンダシオン ルイ・ヴィトンによる「Hors-les-murs (壁を越えて)」プログラムに基づき、イギリス出身のアーティスト マーク・レッキー氏による個展『Fiorucci Made Me Hardcore feat. Big Red SoundSystem』を2024年2月22日(木)から8月18日(日)まで開催しているのでメモしておきます。(photo:ルイ・ヴィトン 表参道店)
マーク・レッキー (Mark Leckey)氏の多岐にわたる活動は、ポップカルチャーとカウンターカルチャーの交差点に位置し、若者、レイヴ、ポップ、ノスタルジー、社会階級研究、イギリス史などを掛け合わせ、レディメイドの教えに従って彫刻、映像、音、パフォーマンス、そしてコラージュまでも融合しています。彼の作品が真に評価されるのは、大衆文化が高尚なもの、興味に値するもの、本物の芸術作品を生み出す源として捉えられることにあります。
本展では、フォンダシオン ルイ・ヴィトンの所蔵作品であるレッキー氏の代表作《Fiorucci Made Me Hardcore(10周年リマスター版)》(1999年-2003年-2010年)と《Felix the Cat》(2013年)の2点を展示します。
マーク・レッキー氏は1964年イギリスのバーケンヘッド生まれ。現在はロンドンを拠点に活動しています。レッキー氏は労働者階級の家庭に生まれ、リバプールの対岸にあるマージー川西岸の小さな街で幼少期を過ごしました。サッカーのフーリガンとデザイナーズのファッションが混在する若者のサブカルチャーの中心地で育ち、1990年にニューカッスル・ポリテクニックを卒業し文学士号を取得、1997年にロンドンに移住しました。2008年にはターナー賞。ニューヨーク近代美術館、ロサンゼルス近代美術館、テート・ギャラリー(ロンドン)、ポンピドゥー・センターとフォンダシオン ルイ・ヴィトン(共にパリ)のコレクションに作品が収蔵されています。
会期:2024年2月22日(木)~8月18日(日)
会場:ルイ・ヴィトン 表参道ビル7階「エスパス ルイ・ヴィトン東京」 (map)
開館時間:12:00~20:00
問い合わせ:Tel.0120-00-1854
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