UMA / design farm展、クリエイションギャラリーG8で開催

東京・銀座のクリエイションギャラリーG8では、2020年2月25日(火)から3月28日(土)まで、『UMA / design farm展 Tomorrow is Today: Farming the Possible Fields』を開催するのでメモしておきます。(photo:クリエイションギャラリーG8)

アートディレクター / デザイナー 原田祐馬氏により2007年に設立されたUMA / design farmは大阪を拠点に活動するデザインスタジオです。グラフィックはもちろん、建築家や編集者と協働し、図書館や学校、障害者福祉施設などの仕組みづくりからサイン計画も手掛け、プロジェクトの上流から地域とその場に介在し、当事者と「ともに考え、ともにつくるデザイン」を、対話と実験を繰り返して実践しています。人、場所、分野を越境するそのデザイン手法により、循環と可能性を生み出す仕組みを提案しつづけています。

本展では、プロジェクトにどんな人たちが関わり、何を思い共につくりあげたのか、その言葉や関係性、デザインプロセス、そこで紡がれた物語を交えて展示します。奈良県奈良市の福祉施設たんぽぽの家と障害のある人たちの仕事づくりを行う「Good Job! Project」、大津市湖岸なぎさ公園サインデザインのプロセスや、UR 都市機構での鳥飼野々2丁目団地などの色彩計画では、デザインがどのように地域の人々の暮らしの一部になっているのかをご紹介します。

領域横断的にプロジェクトを進めるUMA / design farmは、日常の未来を考え、デザインが日々の生活に溶け込む環境を探究しています。あらためて社会におけるデザインの役割を考える展覧会です。

UMA / design farmは、2007年、原田祐馬氏により設立。大阪を拠点に文化や福祉、地域に関わるプロジェクトを中心に、グラフィック、空間、展覧会や企画開発などを通して、理念を可視化し新しい体験をつくりだすことを目指しています。「ともに考え、ともにつくる」を大切に、対話と実験を繰り返すデザインを実践。現在のメンバーは、原田祐馬氏、山副佳祐氏、西野亮介氏、津田祐果氏、平川かな江氏、岸木麻理子氏、高橋めぐみ氏の7人。受賞歴はグッドデザイン2016・金賞、日本サインデザイン最優秀賞、日本タイポグラフィ年鑑ベストワーク、CSデザイン賞準グランプリなど。

UMA / design farm展
Tomorrow is Today: Farming the Possible Fields

会期:2020年2月25日(火)~3月28日(土)
会場:クリエイションギャラリーG8 (map)
開館時間:11:00~19:00
休館日:日曜・祝日
問い合わせ:Tel.03-6835-2260

[ 関連するサイト ]
クリエイションギャラリーG8
UMA / design farm

椿 昇 (著), 原田 祐馬 (著), 多田 智美 (著)
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