イサム・ノグチー彫刻から身体・庭へー、東京オペラシティで開催

東京・初台の東京オペラシティアートギャラリーでは、イサム・ノグチ氏の回顧展『イサム・ノグチー彫刻から身体・庭へー』が2018年7月14日(土)から9月24日(月)まで開催されているのでメモしておきます。(photo:東京オペラシティアートギャラリー｜プレスリリース[PDF])

イサム・ノグチ氏(1904-88)は、詩人・野口米次郎とアメリカ人の母親のもとに生まれ、世界文化を横断しながら生き、彫刻をはじめ舞台美術や家具、照明器具「あかり」のデザイン、陶芸、庭、ランドスケープ・デザインまで、幅広い巨人的な制作を行いました。

本展は、「身体との対話」「日本との再会」「空間の彫刻 ─ 庭へ」「自然との交感ー石の彫刻」の四章で構成され、ノグチが抽象彫刻の分野にあっても常に「身体」を意識し続けたことや、そうした意識が、子供のための遊具デザインやランドスケープといった人間をとりまく環境へ向かい、ノグチ自身がいう「空間の彫刻」＝庭園への情熱に拡大していったことに着目します。

若き日に北京で描いた毛筆による身体ドローイング、モダンダンスの開拓者マーサ・グラハム氏のための舞台装置、日本で制作された陶作品や光の彫刻「あかり」のデザイン、さらに「チェイス・マンハッタン銀行プラザのための沈床園」(1961-64)など庭園、ランドスケープの模型・資料・動画、そして晩年の峻厳な石の彫刻まで、多様な作品を通して、「異文化の融合」や「生活と環境の一体化」をめざしたその活動の全容に迫ります。

イサム・ノグチー彫刻から身体・庭へー
会期：2018年7月14日(土)～9月24日(月)
会場：東京オペラシティアートギャラリー (map)
開館時間：11:00～19:00 ※金・土は20:00まで
休館日：月曜日 ※祝日の場合は翌火曜日、8月5日(日)
入場料：一般1,400円
問い合わせ：ハローダイヤル Tel.03-5777-8600

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イサム・ノグチー彫刻から身体・庭へー (東京オペラシティアートギャラリー)

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