東京・六本木の国立新美術館で2017年9月27日(水)から12月18日(月)まで開催される『安藤忠雄展-挑戦-』に合わせて、展覧会の会期中、ANDO建築スタンプラリーが開催されるので、設置場所となる安藤忠雄氏の建築作品を紹介します。(photo:東京アートミュージアム)
スタンプの設置場所は、展覧会の会場となる国立新美術館と都内7か所の安藤氏の建築作品です。
ANDO建築スタンプラリー参加用紙(PDF)
【都内7か所にある安藤忠雄氏の建築作品】(順不同)
1. 21_21 DESIGN SIGHT
2. 国立国会図書館 国際子ども図書館
3. 東京大学 情報学環・福武ホール
4. 東京アートミュージアム
5. 表参道ヒルズ
6. 東急東横線渋谷駅
7. 東急大井町線上野毛駅
今回は、「東京アートミュージアム」を紹介します。
東京アートミュージアムは、縦横の随所にスリットが刻まれたコンクリート打ち放しのファサードを特徴として、内部の展示空間は、そのスリットから入り込む複雑で多彩な光に彩られます。
本ミュージアムが建つ敷地の前にはハナミヅキの街路樹が全長約500メートルに渡り、通称「ANDOストリート」として安藤氏が設計を手がけた6件の建築が並んでいます。
同ストリートは、元来、仙川プロジェクトとして、地権者である伊藤容子氏が計画道路により分断された敷地の再生を安藤氏に依頼したこと始まりました。当初のプロジェクトは幻に終わりましたが、伊藤氏の強い思いで2004年に「東京アートミュージアム」のほか、集合住宅の「シティハウス仙川」、「仙川アヴェニュー・アネックスⅡ」が竣工し、その後、共同住宅・店舗の「仙川デルタ・スタジオ」や「調布市せんがわ劇場」「調布市仙川ふれあいの家」「調布市立仙川保育園」が一体になった建物が2007年に竣工し、2012年には集合住宅の「シティハウス仙川ステーションコート」が竣工し、民間のデベロッパーや市を巻き込んだまちづくりとして実現に至りました。
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