21_21 DESIGN SIGHT – ANDO建築スタンプラリー[1]

東京・六本木の国立新美術館で2017年9月27日(水)から12月18日(月)まで開催される『安藤忠雄展-挑戦-』に合わせて、展覧会の会期中、「ANDO建築スタンプラリー」が開催されるので、設置場所となる安藤忠雄氏の建築作品を紹介します。(photo:21_21 DESIGN SIGHT)

スタンプの設置場所は、展覧会の会場となる国立新美術館と都内7か所の安藤氏の建築作品です。

ANDO建築スタンプラリー参加用紙(PDF)
※10月2日(月)~10月6日(金)はスタンプが設置されていません。

【都内7か所にある安藤忠雄氏の建築作品】(順不同)
1. 21_21 DESIGN SIGHT
2. 国立国会図書館 国際子ども図書館
3. 東京大学 情報学環・福武ホール
4. 東京アートミュージアム
5. 表参道ヒルズ
6. 東急東横線渋谷駅
7. 東急大井町線上野毛駅

今回は、「21_21 DESIGN SIGHT」を紹介します。

21_21 DESIGN SIGHT

21_21 DESIGN SIGHTはデザインを通じてさまざまなできごとやものごとについて考え、世界に向けて発信し、提案を行う場です。デザイナーをはじめ、エンジニアや職人、企業、一般ユーザーなど、あらゆる人々が参加し、デザインについての理解と関心を育てていくことを目指しています。

21_21 DESIGN SIGHTでは「日常」をテーマにした展覧会を中心に、トークやワークショップなど多角的なプログラムを通じて、訪れる人がデザインの楽しさに触れ、新鮮な驚きに満ちた体験をすることができます。これらの展覧会のディレクターの多くをデザイナーが務めているのも特徴です。

1980年代から、日本にデザイン文化の拠点となるデザインミュージアムをつくる必要性を強く感じ、イサム・ノグチ氏、田中一光氏、倉俣史朗氏、安藤忠雄氏らさまざまなジャンルのクリエイターとその重要性と可能性について語り合ってきた三宅一生氏は、2003年1月、朝日新聞に「造ろうデザインミュージアム」と題した一文を寄稿したことがきっかけのひとつとなり、三井不動産ほか多くの賛同者からの協力を得て、2007年3月、東京ミッドタウンに21_21 DESIGN SIGHTが始動しました。

21_21 DESIGN SIGHTは、地上1階・地下1階の低層建築で、折り曲げられた巨大な鉄板の屋根が地面に向かって傾斜する独創的な造形の建物は、ほとんどのボリュームが地下に埋まっており、中に入ると外観からは思いもよらない空間が広がっています。地上階にはギャラリー3とショップ、地下階に2つのギャラリーと自然光がさしこむサンクンコートを擁しています。三宅一生氏の服づくりのコンセプト「一枚の布」に着目し、一枚の鉄板を折り曲げたような屋根を特徴として、日本最長の複層ガラスなど、世界屈指の日本の技術が結集されています。

21_21 DESIGN SIGHT
21_21 DESIGN SIGHT
所在地:東京都港区赤坂9-7-6 (map)
設計者:安藤忠雄建築研究所+日建設計
敷地面積:2,653.30m²、建築面積:597.30m²、延床面積:1,932.43m²
構造:鉄筋コンクリート造・一部鉄骨造、階数:地上1階・地下1階
竣工:2007年2月末

[ 関連するサイト ]
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国立新美術館開館10周年 安藤忠雄展-挑戦-