「光の情事」ー篠山紀信 展、光の美術館で開催

山梨・北杜市の清春芸術村 光の美術館では、写真家 篠山紀信氏の新作『「光の情事」ー篠山紀信』展が2018年11月17日(土)から2019年1月27日(日)まで開催するのでメモしておきます。(photo:光の美術館)

会場となる清春芸術村 光の美術館は、ピカソの後継者とも言われたスペインの画家 アントニ・クラーベ氏のアトリエに着想を得た建物で、館内にはクラーベの作品が並びます。展示室に人工照明はなく、自然光のもとで作品を鑑賞するために建築家 安藤忠雄氏が設計を担当しました。

清春芸術村は、小林秀雄氏や白洲正子氏と親交のあった吉井長三氏が創設。芸術村のなかには、ジョルジュ・ルオー氏、岸田劉生氏などの作品が並ぶ清春白樺美術館や、共同アトリエ「ラ・リューシュ」などが集まります。

本展では、篠山氏が女優 平塚千瑛氏を含むモデル2名を起用し、新作の撮り下ろしを発表しました。篠山氏が「野心的な新作」と語る写真の数々を、コンクリートの無機質な空間に差し込む光のなかで観賞します。

篠山氏は、2012年から現在まで、国内外の美術館を31ヶ所を巡回中の「篠山紀信展 写真力 THE PEOPLE by KISHIN」で100万人近くを動員し、いまも写真の第一線で活躍しています。

「光の情事」ー篠山紀信
会期:2018年11月17日(土)~2019年1月27日(日)
会場:清春芸術村 光の美術館 (map)
開館時間:10:00~17:00
休館日:月曜日 (祝日の場合は翌平日休み)、年末年始
入場料:一般1,500円
問い合わせ:Tel.0551-32-4865

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