安藤忠雄氏設計「風の教会 (六甲の教会)」、11月24日(日)まで限定公開

風の教会 (六甲の教会)

兵庫県神戸市の六甲山・山上付近に展開される現代アートの展覧会「六甲ミーツ・アート 芸術散歩2019」では、建築家 安藤忠雄氏が設計した『風の教会 (六甲の教会)』が2019年9月13日(金)から11月24日(日)まで限定公開されているのでメモしておきます。(photo:「風の教会 (六甲の教会)」模型)

「六甲ミーツ・アート 芸術散歩2019」は、六甲山観光株式会社が神戸・六甲山の魅力を感じると共に驚きや発見の場、さまざまな出逢いが生まれる場になることを目指し、2010年から毎年秋に開催され、今年で10回目を迎える現代アートの展覧会です。六甲山の優れた景観や自然環境、歴史や文化と共にピクニック気分で芸術散歩を楽しむことができるよう屋外展示を中心として、42組のアーティストが出展しています。

『風の教会 (六甲の教会)』では、現代アート界を代表する作家の一人である榎忠 (えのきちゅう)氏の作品を展示しています。また、通常は鑑賞できない日没後に入館することができ、外観のライトアップの他、昼間とは異なる空間で作品を鑑賞できます。

六甲ミーツ・アート 芸術散歩2019
会期:2019年9月13日(金)~11月24日(日)
会場:六甲ガーデンテラス、自然体感展望台 六甲枝垂れ、六甲山カンツリーハウス、六甲高山植物園、六甲オルゴールミュージアム、六甲ケーブル 、天覧台、風の教会(グランドホテル 六甲スカイヴィラ会場含む)、六甲有馬ロープウェー(六甲山頂駅)、記念碑台(六甲山ビジターセンター)
プラス会場:TENRAN CAFE
開場時間:10:00~17:00 ※会場により時間は異なり、17時以降も観賞できる作品があります
料金:大人2,200円 ※当日割引券あり
問い合わせ:Tel.078-891-0048 (平日10:00~17:00)

『風の教会 (六甲の教会)』は、建築家 安藤忠雄氏による設計で1986年に竣工、同氏「教会三部作」の一つ。南仏プロヴァンスの「セナンク修道院」からイメージされ、礼拝堂と鐘楼と長大なガラスの回廊という3要素を抽出し、これらを共通の基準線で関連付けられることを企図されてます。直径6,500mmの円を規準線として、教会堂の形状と寸法、回廊およびヴォールトの形状と寸法が決定され、円と正方形でできているとしています。

風の教会 (六甲の教会)
所在地:兵庫県神戸市灘区六甲山町西谷山1878-78 (map)
設計者:安藤忠雄建築研究所
敷地面積:7,933.9m²、建築面積:220.3m²、延床面積:220.3m²
構造:鉄筋コンクリート造、階数:地上1階
竣工:1986年

[ 関連するサイト ]
六甲ミーツ・アート 芸術散歩2019
風の教会
安藤忠雄建築研究所

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