原宿クエスト、2026年春全館開業

東京・渋谷区神宮前の旧「原宿クエスト」建替えによって誕生した新たな複合商業施設『原宿クエスト』が2026年春に全館開業するのでメモしておきます。(photo:原宿クエスト|プレスリリース[PDF])

本施設は、かつてNTTグループの前身である日本電信電話公社の総裁公邸が所在していた場所で、1988年「QUEST FOR NEW STANDARD」というコンセプトで誕生した旧「原宿クエスト」(2021年10月閉館)は、ベーシックで流行に左右されない価値を追求する場として、NTT都市開発が初めて手がけた多目的ホール併設の複合商業施設でした。また、「ラルフ ローレン」の本格進出を支える先駆的な存在としてRRLが日本初のインショップを構えるなど、時代の変化に応じて柔軟に店舗構成を変えながら、原宿の街とともに歩み続けてきました。

『原宿クエスト』はその名と、これまで培ってきた歴史と精神を受け継ぎながら、新たに「Re: HARAJUKU CULTURE」をコンセプトとして、都市構造や人の流れが大きく変化する現在の原宿において、個性あふれる世界の原宿カルチャーを追求する新たな複合商業施設として再始動しました。

オランダ出身の建築家レム・コールハース氏らによって設立した建築事務所 OMAのパートナー 重松象平氏によるデザインで「デュアリティ (二面性)」を建築コンセプトに、原宿・表参道に併存する異なる街の個性をつなぐ空間として計画されました。地上6階・地下2階の高層棟と地上1階の低層棟で構成され、両棟の間に街の回遊性を高めるパサージュ (敷地内通路)を設けることで、都市に奥行きと新たなリズムをもたらしています。

表参道側には、垂直性と透明性を意識したアイコニックな外観を採用し、ガラス面に街路樹を映し出すことで、特徴的な個性を通りに可視化。ファサードが街のにぎわいと調和し、街との連続性を生み出しています。一方、表参道から続くパサージュの先には、小さな店舗や広場、アートスケープを配置し、住居地域に配慮したヒューマンスケールのファサードを採用することにより、街並みに自然に溶け込むやわらかな印象を形成しています。

また、パサージュ沿いや地下階には、地層をイメージした版築壁を設けており、透明感のあるガラス面と対比的な印象を与えています。壁面には、明治神宮の地層や植生を反映した素材を用いており、地域の自然環境と調和した緑豊かな空間を生み出しています。

主なテナントは、国内最大級面積の店舗「NIKE HARAJUKU」、アジア初出店の直営旗艦店「SUNSPEL OMOTESANDO」、南青山の人気フレンチレストラン「L’AS」の精神を受け継ぐ新店「Près de L’AS」など、2025年9月から順次開業し、2026年春にシェアオフィス、コワーキング、カフェ、レンタルスペース「LIFORK H/Q」が開業する予定です。

原宿クエスト
所在地:東京都渋谷区神宮前1丁目13-14 (map)
デザインアーキテクト:OMA/重松象平
設計者:NTTファシリティーズ
敷地面積:1,956.49m²、建築面積:1,714.40m²、延床面積:7,513.18m²
構造:[高層棟]S造・一部SRC・RC造 [低層棟]RC造、階数:地上6階・地下2階、塔屋1階
竣工:2025年8月/開業:2025年9月から順次

[ 関連するサイト ]
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