企画展「続々 三澤 遥」、ギンザ・グラフィック・ギャラリーで開催

東京・銀座のギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)では、第370回企画展『続々 三澤 遥』が2018年12月7日(金)から2019年1月26日(土)まで開催しているのでメモしておきます。(photo:ギンザ・グラフィック・ギャラリー)

ギンザ・グラフィック・ギャラリーの2018年最後を飾るのは、“続々と”新鮮な驚きを世に提供し続けているデザイナー 三澤遥氏です。社会やビジネスのあらゆる局面でグラフィックデザイナーの活躍が期待されている昨今、三澤氏の柔軟な思考性やアウトプットは、まさにそのような動向に応える指針のひとつとなっているといえるでしょう。その仕事は、様々な課題解決や問題定義にとどまらず、身近にある物事の新たな捉え方や楽しみ方を提示しつつ、その先への可能性をも切り開いてく力に溢れています。

本展では、設立5年目を迎える三澤デザイン研究室がやってきたこと、今没頭していること、そして未来につなげていこうとしていることを通して、三澤遥氏の創作活動の一端をお届けします。水中でくらす生物たちの生態環境を追究した「waterscape」、動的な機能を持つ紙を探究した「動紙」、上野動物園の知られざる世界を視覚化した「UENO PLANET」等、11つのプロジェクトを紹介します。

三澤遥氏は、1982年群馬県生まれ。武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科卒業後、デザインオフィスnendoを経て、2009年より日本デザインセンター原デザイン研究所に所属。2014年より三澤デザイン研究室として活動開始。 主な仕事に、水中環境をあらたな風景に再構築した「waterscape」、飛行する紙のかたちを研究する「散華プロジェクト」、takeo paper show 2018「precision」への出品作「動紙」、上野動物園の知られざる魅力をビジュアル化した「UENO PLANET」、ロゴの自在な展開性を追究したKITTEやTOKYO BIG SIGHTのVIがあります。

ギンザ・グラフィック・ギャラリー第370回企画展「続々 三澤 遥」
会期:2018年12月7日(金)~2019年1月26日(土)
会場:ギンザ・グラフィック・ギャラリー (map)
開館時間:11:00~19:00
休館日:日曜・祝日、12月28日(金)~1月6日(日)
問い合わせ:Tel.03-3571-5206

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