東京・六本木の21_21 DESIGN SIGHTでは、ディレクターに独自の表現により、ウェブ、インターフェース、映像の分野で高く評価されている中村勇吾氏を迎え、企画展『AUDIO ARCHITECTURE:音のアーキテクチャ展』が2018年6月29日(金)から10月14日(日)まで開催するのでメモしておきます。(photo:21_21 DESIGN SIGHT)
私たちが普段なにげなく親しんでいる音楽は、音色や音域、音量、リズムといった様々な要素によって緻密にデザインされた構造物(アーキテクチャ)であると言えます。しかし、日常の中でその成り立ちや構造について特別に意識する機会は少ないのではないでしょうか。
本展では、ミュージシャンの小山田圭吾氏(Cornelius)が音楽の構造に着目して書き下ろした新曲「AUDIO ARCHITECTURE」を、気鋭の作家たちがそれぞれの視点から解釈し、映像作品を制作します。参加作家は、映像、アニメーション、ダンス、グラフィック、広告、イラストレーション、プログラミング、メディアデザインなどの領域を横断しながら、多彩な感性をもって新しい表現に取り組む9組です。
展覧会のグラフィックデザインは、北山雅和氏(Help!)が手掛けました。会場構成は、片山正通氏(Wonderwall)が担当し、ダイナミックな空間に、ひとつの楽曲と複数の映像作品を繰り返し再生することで、「音楽建築空間」の構築を試みます。
さらに関連イベントとして、7月7日(土)には中村勇吾氏、小山田圭吾氏、片山正通氏、北山雅和氏が出演する本展のオープニングイベントが実施されます。(要予約・定員に達し次第終了)
会期:2018年6月29日(金)~10月14日(日)
会場:21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー1&2 (map)
開館時間:10:00~19:00
休館日:火曜日
入場料:一般1,100円
問い合わせ:ハローダイヤル Tel.03-5777-8600
[ 関連するサイト ]
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