安藤 忠雄 – TADAO ANDO
建築家 東京大学特別栄誉教授
1941年大阪生まれ。独学で建築を学び、アメリカ、ヨーロッパ、アフリカを旅した後、1969年安藤忠雄建築研究所を設立。
日本のみならず世界各地で様々な規模・用途の建築作品を実現させており、日本を代表すると共に現在世界で最も注目される建築家の一人である。その作品・設計に業績に対しては、建築界のノーベル賞とも言われる「プリツカー賞」が授与され、国際的に高い評価を得ている。
また、1997年からは東京大学教授を務め、若い世代の建築教育にも力を注ぎ、2003年には東京大学名誉教授、2005年には東京大学特別栄誉教授の終身称号が授与される。
建築分野以外では、植樹運動を通して自然環境の再生を目指す「瀬戸内オリーブ基金」を設立したり、阪神淡路大震災の震災復興支援10年委員会実行委員長を務めるなど、率先して社会に参画する態度を示し、その影響は広範囲に及ぶ。
1941年 | 大阪に生まれる |
1965年 | ヨーロッパ、アメリカ、インドに旅行 |
1969年 | 安藤忠雄建築研究所を設立 |
1979年 | 「住吉の長屋(1972)」で日本建築学会賞 |
1983年 | 「六甲の集合住宅Ⅰ・Ⅱ」で日本文化賞 |
1985年 | アルヴァ・アアルト賞 |
1987年 | イェール大学客員教授 |
1988年 | コロンビア大学客員教授 |
1989年 | フランス建築アカデミー大賞ゴールドメダル |
1990年 | ハーバード大学客員教授 |
1991年 | アメリカ建築家協会名誉会員 |
同年 | アーノルド・ブルンナー記念賞 |
1993年 | イギリス王立建築家協会名誉会員 |
同年 | 日本芸術院賞 |
1995年 | 朝日賞 |
同年 | プリツカー賞 |
同年 | フランス文学芸術勲章叙勲(シュバリエ) |
1996年 | 高松宮殿下記念世界文化賞 |
同年 | 国際教会建築賞「フラレソーレ」 |
1997年 | 東京大学教授 |
同年 | イギリス王立英国建築家協会ゴールドメダル |
同年 | フランス文学芸術勲章叙勲(オフィシェ) |
1998年 | フランス建築アカデミー名誉会員 |
2002年 | ローマ大学名誉学位 |
同年 | アメリカ建築家協会ゴールドメダル |
同年 | 同済大学名誉教授 |
同年 | 京都賞 |
同年 | 文化功労者 |
2005年 | 東京大学特別栄誉教授 |
同年 | UIAゴールドメダル |
同年 | 安藤忠雄文化財団設立 |
2006年 | 環境保全功労者 |
2010年 | 文化勲章 |
同年 | ジョン・F・ケネディーセンター芸術金賞 |
同年 | 後藤新平賞 |
2011年 | 東日本大震災復興構想会議議長代理 |
2013年 | フランス芸術文化勲章(コマンドゥール) |
2015年 | イタリア共和国功労勲章グランデ・ウフィチャ―レ章 |
2016年 | イサム・ノグチ賞 |
2021年 | レジオン・ドヌール勲章(コマンドゥール) |
2022年 | ルネサンス・フランセーズ大賞(メダイユ・ドール) |
[ 関連するサイト ]
安藤忠雄建築研究所
Tadao Ando (Google Arts & Culture)
瀬戸内オリーブ基金
花と緑の東京募金