東京・六本木の国立新美術館では、20世紀を代表する芸術家パブロ・ピカソ氏の展覧会『ピカソ meets ポール・スミス 遊び心の冒険へ』を2026年6月10日(水)から9月21日(月・祝)まで開催しているのでメモしておきます。(photo:国立新美術館|プレスリリース[PDF])
本展は、パリ国立ピカソ美術館が所蔵するパブロ・ピカソ氏の作品にインスピレーションを得て、英国人デザイナーのポール・スミス氏が会場のレイアウトを考案する、かつてない展覧会です。自由な発想で創り上げられた会場は、色鮮やかさと楽しい驚きに満ちています。「青の時代」の《男の肖像》や《アルルカンに扮したパウロ》などの代表作を含む約80点を緩やかな時系列で紹介します。
本展は2023年パリで開催されたピカソ没後50周年記念の特別展「Picasso Celebration: The Collection in a New Light!」を基にした国際巡回展で、日本では国立新美術館のみで開催します。
パブロ・ピカソ氏 (1881ー1973)は、は20世紀で最も影響力を持った芸術家の一人で、伝統的な絵画の概念を根底から覆した革新者として知られています。生涯を通じて作風を著しく変え、様式の特徴に従って、制作時期は「青の時代」や「バラ色の時代」などと呼ばれてしばしば区分されます。とりわけジョルジュ・ブラックと共に創始したキュビスムは、対象を複数の視点から解体して再構成し、絵画表現の新たな扉を開きました。この実験精神は傑作《アヴィニョンの娘たち》(1907)として結実します。また絵画や彫刻だけでなく、陶芸や舞台芸術など多様な領域で作品を手掛けました。《ゲルニカ》(1937)に象徴されるように、社会的・政治的メッセージを込めた作品も多く、芸術家の社会的役割を確立しました。
ポール・スミス (1946ー)氏は、イギリス・ノッティンガム出身のデザイナーです。10代後半まで熱心なサイクリストでしたが交通事故により競技生活を断念し、デザイン、音楽、ファッションの道を歩み始めました。豊かな色彩感覚と伝統的クラフツマンシップに独自のモダンな解釈を加えるスタイルで知られ、1970年に故郷で開いた小さなショップから始まったブランドの精神を今も体現しています。「ひねりのあるクラシック」という哲学は創作の核となり、この世界巡回展の基となった2023年の大規模なピカソ回顧展でもアート・ディレクションを担い、20万人以上の来場者を記録しました。
会期:2026年6月10日(水)~9月21日(月・祝)
会場:国立新美術館 企画展示室2E (map)
時間:10:00~18:00 金曜日・土曜日は20:00まで
休館日:毎週火曜日、8月12日(水) ※ただし、8月11日(火・祝)は開館
観覧料:当日一般2,400円
問い合わせ:ハローダイヤル Tel.050-5541-8600
[ 関連するサイト ]
「ピカソ meets ポール・スミス」公式サイト
国立新美術館








