アルヴァ・アアルト 展、東京ステーションギャラリーで開催

東京駅の美術館「東京ステーションギャラリー」では、フィンランドを代表する建築家 アルヴァ・アアルト氏の国際巡回展『アルヴァ・アアルト もうひとつの自然』が2019年2月16日(土)から4月14日(日)まで開催されるのでメモしておきます。(photo:東京駅・丸の内口)

アルヴァ・アアルト (Alvar Aalto)氏 [1898-1976]は、「マイレア邸」「パイミオのサナトリウム」「ヴィープリ (ヴィーボルク)の図書館」など、個人邸宅から公共建築までを設計するとともに、家具をはじめ壁面タイルやドアノブに至るまでをデザインするなどディテールへのこだわりも徹底していました。また、アームチェアやスツール、照明器具、流線形のガラス器など、アアルト氏が手がけたプロダクトデザインは、今やフィンランドデザインのシンボルといえるほど世界中で親しまれています。

アアルト氏は、人々の暮らしをより豊かにしたいというヒューマニズムの考えに基づきながら、フィンランドの豊かな自然のなかに見出した有機的なフォルムを設計やデザインにとり入れた従来の見方に加えて、本展では同時代の芸術家たちとの対話も重要であったという新しい視点を提示します。

本展は、ヴィトラ・デザイン・ミュージアムとアルヴァ・アアルト美術館の企画による国際巡回展で、オリジナルドローイングから、模型、家具・照明・ガラス製品といった作品のほか、ドイツの写真家 アルミン・リンケ氏による「パイミオのサナトリウム」「ヴィープリ (ヴィーボルク)の図書館」の撮り下ろし写真などを加え、約300点の作品が8つの章に分けて展示されます。

アルヴァ・アアルト もうひとつの自然
会期:2019年2月16日(土)~4月14日(日)
会場:東京ステーションギャラリー (map)
開館時間:10:00~18:00 ※金曜日は20:00まで
休館日:月曜日 ※4月8日(月)は開館
料金:一般1,200円
問い合わせ:Tel.03-3212-2485

[ 関連するサイト ]
東京ステーションギャラリー
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