佐藤オオキ氏がデザイン、グラスボトル入り炭酸水「い・ろ・は・す」発売

コカ・コーラシステムは、厳選された日本の天然水を使用したミネラルウォーターブランド「い・ろ・は・す」より、ブランド初となるグラスボトル入り炭酸水『い・ろ・は・す グラススパークリングウォーター』をホテル・レストランなどの料飲店向けに発売すると発表したのでメモしておきます。(「い・ろ・は・す グラススパークリング」300ml OWBボトル©COCA-COLA(JAPAN)COMPANY,LIMITED|プレスリリース)

『い・ろ・は・す グラススパークリングウォーター』は、厳選された富山県砺波の天然水をベースに、ほどよい刺激の炭酸を加えた炭酸水です。湧き出る天然水によって生まれる波紋を表現したグラスボトルのデザインは、デザインオフィスnendoの代表として活躍する佐藤オオキ氏によるもので、特別な料理ととともに、特別なシーンで提供されることを想定し、同製品のために新たにデザインされました。

佐藤氏は、「天然の湧き水は、複数の場所に同時にいくつかの小さな波紋が発生し、それぞれに重なり合いながらふつふつと水面を波打たせます。その様子こそが、生まれたての生き生きした水の表情だと感じ、瓶全体を波紋で覆ったようなボトルデザインとして落とし込みました。この、重なりあった波紋の凹凸によって、中に重鎮された水が活力に満ちて見えるだけでなく、ボトルを手に持った際も滑りにくくなります。製品名は縦に配置することで日本らしさを表し、全ての記載事項には白インクのみを使用。必要以上に色を使わないことで、カラフルな多色印刷に比べて環境に配慮すると共に、水の純粋さを表現しつつ、テーブルの上に置かれたときに主張しすぎないことを目指しました」とコメントしています。

佐藤オオキ氏は、1977年カナダ生まれ。2000年早稲田大学理工学部建築学科首席卒業。2002年同大学大学院修了、デザインオフィスnendo設立。建築、インテリア、プロダクト、グラフィックと多岐に渡ってデザインを手掛け、Newsweek誌「世界が尊敬する日本人100人」に選出され、Wallpaper*誌(英)、ELLE DECOR誌をはじめとする世界的なデザイン賞の数々を受賞。作品はニューヨーク近代美術館(米)・ポンピドゥーセンター(仏)・ビクトリアアンドアルバート博物館(英)など世界の主要美術館に多数収蔵されています。

[ 関連するサイト ]
い・ろ・は・す (I LOHAS)公式サイト
nendo