クリエイションの未来展 第15回 伊東豊雄展「聖地・大三島を護る=創る」

東京・京橋のLIXILギャラリーでは、クリエイションの未来展 第15回となる今回、建築家 伊東豊雄氏による『聖地・大三島を護る=創る』を2018年4月12日(木)から6月17日(日)まで開催しているのでメモしておきます。(image:大三島オーベルジュ©伊東豊雄建築設計事務所|プレスリリース[PDF])

本展は2011年の「今治市伊東豊雄建築ミュージアム」の開館以来、瀬戸内海に位置する大三島を舞台に伊東氏が取り組んでいる、これからのライフスタイルの提案です。農業を次世代へつなげるための支援、宿泊施設・大三島憩の家の活用、参道の活性化につなげる島の交通の充実などに加えて、オーベルジ
ュの設計などこれまでの活動は、ようやく具体的な成果をあげつつあります。

本展の会場では実際に大三島で暮らす7 人のドキュメンタリーを映像や写真、模型にて展示します。伊東氏が取り組んでいる日本伝統文化の記憶を蘇らせる暮らしの試みです。

また、関連企画として、5月29日(火)、イトーキ東京イノベーションセンターSYNQAにて本展の監修者である伊東豊雄氏と建築家 安藤忠雄氏のトークイベントを開催します。(詳しくはこちらへ)

伊東豊雄氏は、1941年生まれ。65年東京大学工学部建築学科卒業。65~69年菊竹清訓建築設計事務所勤務。71年アーバンロボット設立。79年伊東豊雄建築設計事務所に改称。

主な作品に「シルバーハット」(東京)、「八代市立博物館」(熊本)、「大館樹海ドーム」(秋田)、「せんだいメディアテーク」(宮城)、「多摩美術大学図書館(八王子キャンパス)」(東京)、「高雄国家体育場」(台湾)、「台湾大学社会科学部棟」(台湾)、「みんなの森 ぎふメディアコスモス」(岐阜)、「バロック・インターナショナルミュージアム・プエブラ」(メキシコ)、「台中国家歌劇院」(台湾)、「川口市めぐりの森・赤山歴史自然公園」(埼玉)など。現在、「新青森県総合運動公園陸上競技場(仮称)」、「水戸市新市民会館」などが進行中。

日本建築学会賞(作品賞、大賞)、ヴェネチア・ビエンナーレ金獅子賞、王立英国建築家協会(RIBA)ロイヤルゴールドメダル、朝日賞、高松宮殿下記念世界文化賞、プリツカー建築賞、UIAゴールドメダルなど受賞。

クリエイションの未来展 第15回 伊東豊雄展「聖地・大三島を護る=創る」
会期:2018年4月12日(木)~6月17日(日)
会場:LIXILギャラリー (map)
時間:10:00~18:00
休館日:水曜日、5月27日(日)
入場料:無料
問い合わせ:Tel.03-5250-6530

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