- April 7, 2008 00:30
- Categories:architecture

東京大学創立130周年を記念して計画された200人収容のオーディトリアムを含む校舎施設『東京大学情報学環・福武ホール』が2008年2月に竣工したのでメモしておきます。
設計は同大学特別栄誉教授で建築家の安藤忠雄氏によるもので、ベネッセコーポレーションの代表取締役会長兼CEO 福武 總一郎氏による寄付で実現しました。本計画の敷地は、同大学本郷キャンパスの赤門から本郷通り沿いに延びる緑地帯で、長さ100m、奥行き15mの細長い敷地形状です。敷地の緩衝地帯としての性格を継承することと、線形の敷地形状を活かした新たなパブリックスペースをキャンパスに提供することを目標に設計されました。

建物は、地上2階・地下2階として既存のクスノキが繁る風景を遮らないよう高さを抑えています。建物内の施設は、「福武ラーニングシアター」「福武ラーニングスタジオ」「UTカフェ ベルトレルージュ」「学環コモンズ」「テラス」で構成され、地上部のファサードは京都の三十三間堂を参照しています。キャンパス内のストリートとの境界には建物と並行して長いコンクリートの壁を建てることで、結界であるのと同時に壁背後に広がる地下空間とキャンパスをつなぐ「間」の創出を意図しています。
東京大学情報学環・福武ホール 建築概要
所在地:東京都文京区本郷7-3-1 東京大学本郷キャンパス内 (Map)
設計者:安藤忠雄建築研究所+東京大学キャンパス計画室・同設計部
敷地面積:402,682.00m²/建築面積:1,454.15m²/延床面積:4,047.29m²
規模:地上2階・地下2階/構造:鉄筋コンクリート造
設計期間:2005年12月~2006年6月/工期:2006年12月~2008年2月
竣工:2008年2月末
[ 参考資料 ]
» TADAO ANDO DETAILS 4 (A.D.A. EDITA Tokyo刊)
[ 関連するサイト ]
» 東京大学 情報学環・福武ホール
[ 関連するエントリー ]
» かんがえる森:Thinking Forest、福武ホールで工事中景 (2007.08.09)
» 東京大学情報学環・福武ホール [設計:安藤忠雄] - 建築メモ (2007.08.08)
» 東京大学情報学環・福武ホールの設計、安藤忠雄氏に (2005.12.14)
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