- October 2, 2007 00:30
- Categories:architecture | design

日本産業デザイン振興会は、10月1日、2007年度グッドデザイン賞受賞結果を発表したのでメモしておきます。(image:東京工業大学緑が丘1号館レトロフィット©Yasuda Koichi Laboratory)
併せて、今年度のグッドデザイン賞全受賞対象の中でも、独創性、造形的な完成度、将来へ向けた提案性などで総合的に高い評価を得た「2007年度グッドデザイン賞ベスト15」も発表され、建築・環境デザイン部門の中から『東京工業大学緑が丘1号館レトロフィット』(デザインアーキテクト:東京工業大学安田幸一研究室+竹内徹研究室)がグッドデザイン大賞候補となっています。
1967年に建てられた校舎の耐震補強改修工事である。緑が丘1号館の耐震補強工事に伴い、教育・研究の場の質を高めるべく、耐震性能のみならず光・熱環境も含めたさまざまな方面からエンジニアリングのアイデアを統合して全く新しいファサードが完成した。
下層部の柱の炭素繊維巻き工事以外ほとんどの工事を外部からのみ行うことができるように設計を進めた。既存のコンクリート製庇の樋型形状を利用し、極力元のサッシュを活かすため、庇の外側へ制震ブレースを設けることを考えた。そこでまず庇内に鉄骨梁を載せ、スタッド、配筋,モルタルで既存躯体と構造的に一体化した後、エネルギー吸収型のアンボンドブレースを設置した。(Courtesy JIDPO)
ベスト15の中から10月25日に開かれるグッドデザイン大賞選出会場で公開プレゼンテーションを実施して、1件がグッドデザイン大賞に決定し、グッドデザイン大賞以外の14件はグッドデザイン金賞(経済産業大臣賞)になります。
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そのほか、個人的に注目していた建築・環境デザイン部門の作品から『学校法人みんなのひろば藤幼稚園』が「2007年インタラクションデザイン賞」を受賞しました。同幼稚園は、クリエイティブディレクター 佐藤可士和氏(サムライ代表)のディレクションで、設計を手塚建築研究所が手掛けた外周約183m、内周約108mの大きな楕円をした園舎です。
佐藤氏は“園舎は巨大な遊具”というコンセプトの基、園服、ロゴなど、デザイン全般を一新し、園舎を重要な媒体と考え、遊ぶことの大切さを発信しています。一般向けの公開は終了していますが、機会があれば見学してみたいところです。
所在地:東京都立川市上砂町2-7-1 (Map)
クリエイティブディレクター:佐藤可士和
設計者:手塚貴晴+手塚由比/手塚建築研究所
敷地面積:4,791.69m²/建築面積:1,419.25m²/延床面積:1,304.01m²
規模:地上1階/構造:鉄骨造
竣工:2007年1月
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