- May 28, 2007 00:30
- Categories:architecture

東京・六本木の複合施設「東京ミッドタウン」内のデザイン施設『21_21 DESIGN SIGHT』が、いくつかの建築誌に設計者である建築家 安藤忠雄氏の寄稿文と共に紹介されていたのでメモしておきます。
同施設の構想は、1980年代にイサム・ノグチ氏、田中一光氏、安藤忠雄氏、三宅一生氏らが日本の優れたデザインを収蔵するデザインミュージアムをつくろうとということから始まっていましたが、2002年に急逝した田中氏の意志を継ごうと三宅氏が新聞に寄稿した「造ろうデザインミュージアム」がきっかけとなり、同施設の実現に向けたプロセスがスタートしました。ただし、当初のアーカイブを揃えるミュージアムではなく、ものをつくりだす新しいかたちのデザイン施設ということに変わりました。
施設の設計プロセスでは、敷地、プログラム、規模等の変更が相次ぎ、オープン日が迫る時間のない中でまさに“悪戦苦闘”しながら4段階に渡って大幅な変更が行われ、現在の全長54mに及ぶ“一枚の鉄板”の屋根、そしてボリュームの約7割が地下にあるという計画となりました。
“一枚の鉄板”の発想は、デザイナー 三宅一生氏が取り組んできた“一枚の布”によるもので、日本の高い技術力と情熱によって造られた全長54mもの“一枚の鉄板”の屋根は、そのものが施設のコンセプトである未来に向けた新しい価値を発信していくというものに相応しいものであります。しかしながら、今後の運営にこそ、その価値が発揮されるものであり、大いに期待を持って見守りたいです。
所在地:東京都港区赤坂9-7-6 東京ミッドタウン内 (Map)
設計者:安藤忠雄建築研究所+日建設計
敷地面積:ミュージアム棟 2,039.15m²、カフェ棟 614.15m²
建築面積:ミュージアム棟 394.93m²、カフェ棟 202.37m²
延床面積:ミュージアム棟 1,732.61m²、カフェ棟 199.82m²
規模:ミュージアム棟 地上1階・地下2階、カフェ棟 地上1階
構造:鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
設計期間:2004年3月~2005年9月/施工期間:2005年10月~2007年2月
竣工:2007年2月/開業:2007年3月30日
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以下、『21_21 DESIGN SIGHT』の写真が続きます。





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