- May 10, 2006 05:10
- Categories:architecture

東京・神田駿河台の学校法人文化学院校舎の建替計画が発表され、日本建築学会、日本建築家協会、DOCOMOMO Japan、さらに同校卒業生らが発足した「文化学院を愛する会」の各会から保存を訴える要望書が提出されましたが、建て替えによる新校舎建設を決定した旨の回答が同校から返信されました。
4階建ての同学院校舎は、創設者の一人である西村伊作氏により設計され、1937年に竣工しました。独学で建築を学んだ西村氏の自由な発想で設計された同校舎は、昭和戦前期における本格的な鉄筋コンクリート造建築で、玄関の大きなアーチを特徴とし、西村氏の「小さくても善いものを」といった教育理念を象徴する建物です。
建て替えの理由として、建物の老朽化による耐震性の低下、アスベストの使用等が挙げられ、保存修復には予算がかかりすぎることが大きな要因とされています。なお、新校舎は西村氏の孫で、同学院デジタルデザイン科長の建築家 坂倉竹之助氏(坂倉建築研究所)の設計で建設することが発表されています。
確かに新しい校舎になれば快適であると思いますが、実際に校舎を眺めてみると古い建物から感じ取り、学ぶことの方が大きいような気がしました。
所在地:東京都千代田区神田駿河台2-5 (Map)
設計者:坂倉建築研究所
敷地面積:1,636.99m²/建築面積:1,100m²/延床面積:9,500m²
規模:地上14階・地下2階/竣工:2007年末予定
[ 参考資料 ]
» 文化学院本館の保存に関する要望書 (日本建築学会/PDF)
» 文化学院本館の保存に関する要望書の回答 (文化学院/PDF)
» 「文化学院校舎」の保存活用に関する要望書 (日本建築家協会)
» 「文化学院校舎」の保存活用に関する要望書の回答 (文化学院/PDF)
» 文化学院校舎の保存に関する要望書 (DOCOMOMO Japan/PDF)
[ 関連するサイト ]
» 文化学院
» 坂倉建築研究所
» 文化学院を愛する会
以下、文化学院校舎の写真が続きます。
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