- January 20, 2006 00:05
- Categories:architecture

旧同潤会青山アパート跡地に建設していた「神宮前四丁目地区第一種市街地再開発事業(施設名称:表参道ヒルズ)」は、2006年1月17日に竣工を迎え、同月19日に竣工式が行われました。なお、オープンは2006年2月11日(土)を予定しています。(プレスリリース)
同施設は、2003年8月の着工以来、約29ヶ月の工期を経て完成しましたが、旧同潤会青山アパートの建替えプロジェクトが開始されたのが1968年頃で、それ以来、何名かの建築家とデベロッパーがチャレンジしましたが上手くいかなかった経緯がありました。
同施設の設計者である建築家 安藤忠雄氏への正式依頼は1998年頃のようですが、実際にはその数年前からクライアントである組合との対話が始まっています。当初から旧同潤会青山アパートの保存修復という声があり、安藤氏もチャレンジしましたが建物の老朽化は激しく、技術的に諦めざるを得ませんでした。
しかしながら、旧同潤会青山アパートという表参道の風景へのリスペクトと継承の念から「同潤館」という再生建築が生まれ、さらに景観との調和からケヤキ並木を超えない高さに抑えた建物とし、すべての屋上を緑化することによってケヤキ並木と繋がったような庭園が明治神宮へと続くといった、経済的観点からは考えられない提案だったのです。
そういった"思い"のある建築を表参道を愛する方々がどのように感じ取っているのか、とても興味のあるところです。
所在地:東京都渋谷区神宮前4-12-1、2 (Map)
設計者:安藤忠雄建築研究所・森ビル設計共同企業体
敷地面積:6,051.36m²/建築面積:5,030.76m²/延床面積:33,916.13m²/
店舗総面積:9,959m²
規模:地上6階・地下6階/構造:鉄骨鉄筋コンクリート造・一部鉄筋コンクリート造
設計期間:1996年4月~2003年3月/施工期間:2003年8月~2006年1月
竣工:2006年1月17日/開業:2006年2月11日
[ 関連するサイト ]
» 表参道ヒルズ/OmotesandoHills

補足で住宅施設部分となる「表参道ヒルズゼルコバテラス」(西棟3~4階、東棟4~6階/総戸数38)の概要を簡単にメモしておきます。
営業対象総戸は12戸を予定し、代表的な間取りとしては、1R(45.78~46.05m²)と1RB(46.42~65.44m²)で、賃料はそれぞれ700,000円/月、850,000~1,150,000円/月となっています。住宅入居者専用の駐車場は20台分で、アメニティ施設「HILLS SPA (ヒルズスパ)」は設けられていませんが、近隣のアークヒルズスパ、グリーンヒルズスパ、元麻布ヒルズスパ、六本木ヒルズスパが利用できます。
以下、最近の表参道ヒルズの写真が続きます。







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