- February 8, 2005 01:00
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日本の都市交通事情は、"自転車乗り"にとってかなり肩身が狭いのではないかと思います。
先月出版された「自転車市民権宣言 -「都市交通」の新たなステージへ」は、そうした市民権が与えられていない自転車を通して都市交通のあり方を提言しています。
1978(昭和53)年に正式に自転車の歩道通行を認めて以来、2003(平成15)年まで全交通事故死亡者のうち自転車乗用中の死亡者は、一貫して10~12%台で推移しており歩道通行で自転車が安全になったとは言えません。
都市部のごく一部に、歩行者と自転車通行部分をカラー舗装(インターロッキングブロック)により視覚的に分離下歩道が整備されているところがありますが、歩行者の認識不足や不法駐車や看板などの障害物によって、その効果が発揮されてないのが実情です。
自転車先進国のオランダでは、自転車道、車道、歩道は厳密に段差で区別されていて、当然、それぞれの領域は専用道路として機能しています。さらに不法駐車は高額な反則金によって抑制され、ほとんどないそうです。
日本では、外出時の移動手段の15%は自転車といわれ、決して少なくない自転車による交通の安全性を確保するために専用道路網を整備することは、同時に歩行者や自動車にとっても、安全性を高められる手段のひとつだと思います。
[ 参考 ]
» Bicycle Statistics (International Bicycle Fund)
» 自転車活用のまちづくり (国土交通省道路局)
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