- December 10, 2004 00:39
- Categories:design
アドビシステムズが11月19日に発売した、初心者・入門者向けの画像編集ソフト<Photoshop Elements 3.0>と、ビデオ編集ソフト<Adobe Premiere Elements>のパッケージデザインが一新しました。
"いつものと違うな"という印象しかありませんでしたが、日経デザイン(2004年12月号)のトピックによると、同社としては初めて日本独自のパッケージデザインを採用し、クリエイティブ・ディレクターとして、グラフィックデザイナーの佐藤卓氏が参画していました。なお、パッケージデザインを手がけたのはAXISです。
先日エントリーしたキリンの発泡酒<やわらか>など、消費財のパッケージデザインを多く手がけていますが、コンピュータソフトを手がけるのは初めてだそうです。
このパッケージデザインに至った背景として、日本市場の独自性を理解した上でのブランド戦略があります。これまでのパッケージデザインは、情報量が多く複雑で、逆に分かりにくくなっていましたが、"日本人同士はいわなくても分かることが非常に多い"という日本人の"特殊性"を考慮した、シンプルなデザインを目指したそうです。
パッケージデザインの話しと少し逸れますが、以前、マイクロソフト前社長の成毛真氏が、アプリケーションソフトのパンフレット制作にはかなりの労力を掛けているという話しを思い出しました。
というのも、ユーザーはソフトを購入した後、パンフレットをマニュアル代わりによく見ているそうなのです。確かに分厚いマニュアルを見るよりも、パンフレットの方が簡潔に機能を把握できるということなのでしょう。
商品パッケージ、パンフレット等々、マーケティングツールの役割と市場を理解した上でデザインしないと、説明のしすぎはかえって"分かりにくさ"を助長するということなのです。
[ 関連するサイト ]
» 佐藤卓デザイン事務所
[ 関連するエントリー ]
» "かな明朝体"はおいしそう? (2004年11月17日)
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