- December 8, 2004 22:38
- Categories:architecture
鹿島は長野県軽井沢町に昨年12月着工していた「軽井沢大賀ホール」が11月30日に竣工したと発表しました。
(プレスリリース)
「軽井沢大賀ホール」は、音楽家としても知られるソニー株式会社名誉会長大賀典雄氏が軽井沢町に寄付するもので、鹿島が設計コンペにより設計・施工一括方式で受注しました。音響設計は、鹿島技術研究所と永田音響設計が担当しました。施設規模は、延べ床面積約2,800m²(約847坪)、建築面積約2,400m²(約726坪)、地上2階、高さ18.9mです。
大賀氏の考える音響的理想を実現するため、平行壁面の無い5角形プランを採用した中規模サイズのサラウンド型ホールで、660席の椅子席+2階立ち見140席がステージを囲んでいます。ステージ・客席を取り囲む壁には適度な傾きを付け、ステージ上部には3枚の透明なアンサンブル・リフレクター(音響反射板)を設けました。舞台には檜材を用い、舞台面積は150平方メートルと大編成のオーケストラの演奏が可能です。
最近は、事業家の私財によって建てられた公共文化施設というのはあまり耳にしたことがありませんが、古くは事業家 岩本栄之助氏が当時100万円(現在の金額で約80億円)の寄付で建てられた大阪中之島の中央公会堂(竣工:1918年/設計:岡田信一郎、辰野金吾/重要文化財指定)などが知られています。
末永く利用され、心の風景に残るホールになるといいですね。
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