- October 20, 2004 00:00
- Categories:architecture
ニューヨーク マンハッタンの世界貿易センター(WTC)跡地に建設する演劇の複合施設と美術館の複合施設の設計者として米国の建築家 フランク・O・ゲーリー氏(Gehry Partners LLP/Gehry Technologies)とノルウェーの建築事務所 スノーヘッタ(Snøhetta)を選んだと発表しました。(プレスリリース)
ゲーリー・パートナーズ・LLPを主宰する建築家フランク・O・ゲーリー氏は、プリツカー建築賞を受賞している米国を代表する建築家のひとりで、代表的な作品として、バルビオ・グッゲンハイム美術館(スペイン)、MITステイタ・センター(アメリカ)などがあります。
同氏は、「選考の過程で、ヒアリングを受けた際、窓から敷地を見下ろした時、涙が出るのを抑えることができなかった。たいへん重いものを感じるし、このコンテクストの中に何かを建てるというのはたいへん難しいと思う。しかし、失われた人々のためにも、文化と美の施設を設計できる機会を特別なことだと思っている」と語っています。
一方、スノーヘッタはノルウェーの小さな設計事務所ですが、アレクサンドリア図書館(エジプト)の国際コンペで優勝した後、新オペラハウス(ノルウェー)やTurner Centre(イギリス)のコンペでも優勝するなどで注目されています。
スノヘッタの創立メンバー、クレイグ・ダイカース氏は、「この敷地は、ニューヨークと近郊の都市の人々との親密な関係を忘れないと同時に、世界中で衝撃を受けた人々の記憶と夢とをになわなければならない場所だ。我々、スノヘッタは自然で押し付けがましくない、それでいて人々の記憶に残る建物を設計することに挑戦する」と語っています。
未だに発見されていない人々が眠っているグラウンド・ゼロに建物を設計するというのは建築家にとって、かなり難しい仕事であることは、それぞれのコメントからも窺えます。
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