- September 14, 2004 23:33
- Categories:architecture
1904年に日本で初めて欧米式のデパートメントストアを謳った三越が今年で100周年にあたり、2002年3月から三越本店新館共同ビル増築工事が進められ、いよいよ来月竣工することになったのでメモしておきます。
新しいコンセプトは、「グローバルメッセージ」「ミグジュアリー」「J・スピリッツ」。欧州を中心とした海外店舗で好評な商品、衣料品や服飾雑貨を中心に良質な欧州ファッション、和のテイストを持った趣味雑貨といった構成となる。
当時三越本店の設計を手がけたのは、建築家 横河民輔氏(現 横河建築設計事務所)で、関東大震災で焼かれた全館の修復を行った際に日本初の自動扉エレベーターや新式のエスカレーターが設置され、話題を集めた。以降、1935年に大規模な増改築を行ったのが現在の建物となる。
横河氏は鉄骨構造の輸入・普及に努め、1902年に三井本店の設計ではじめて鉄骨を用いるなど、日本を代表する近代建築の作品を残した。日本建築学会会長や建築業協会会長にも就任しているが、横河電機研究所(現 横河電機)や横河橋梁製作所(現 横河ブリッジ)を創業するなど事業家としても活躍していた。
また、以前にエントリーしたバーニーズニューヨーク銀座店が入ることになった改築前の交詢ビルディングは横河氏の長男である時介氏が担当した作品である。
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