- July 28, 2004 00:07
- Categories:management
リコーが今年初めて「社会的責任経営報告書2004」を発行した。
社会的責任経営とは一般的に、CSR(Corporate Social Responsibility)と呼ばれ、"企業活動の環境的側面"、"社会的側面"、"経済的側面"という3つの取り組むべき要素を定義している。
これまで、環境経営報告書(サスティナビリティ報告書)というカタチで、企業の社会的責任を示してきたところが多いが、リコーは環境経営報告書と独立させて発行したという意味で注目したい報告書である。同社の環境経営報告書も良くできているので、興味のある方はご一読されることをおすすめする。
今年だけでも、顧客情報流出問題、リコール隠し等々、企業の不祥事が相次ぎ、これまでの企業価値を示す指標が揺らいでいる。そこでCSRという企業組織体全体が、コーポレートガバナンス、コンプライアンス、リスクマネジメント、倫理教育などをトータルに取り組む体制とすることで、企業価値を高めるのである。
先日、白骨温泉の入浴剤問題で、辞職願を提出した村長が記者に述べていたのは、
「あらためて倫理観の大切さを痛感した」
ということだった。まさにCSRの根幹となるのが"倫理"である。これまでも経営理念、経営哲学等々、様々なカタチで、その行動規範が進化してきたが、人間としての"倫理"は変わらないわけで、基本に立ち返って考えてみようと思うのである。
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