- June 4, 2004 00:30
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少し前になるが、「TAIZO」という映画を観た。故一ノ瀬泰造さん(戦争カメラマン)を追ったドキュメンタリー映画である。ヒーロー的な取り上げ方ではなく、ありのままに描いた作品であったので、正直、後味の良いものではなかったが、母親が亡くなった息子(泰造さん)が残したフィルムを一枚一枚焼いている姿を見ていると、命の重みを感じずにはいられなかった。
泰造さんが友人に宛てた手紙には、「もし、うまく地雷を踏んだら、サヨウナラ」という一節があるが、これを読んだ友人や親の気持ちを思うと、言葉にならない悲しみとやるせない思いが込み上げてくる。
死んだらいけないのである。
折しも、イラクで亡くなられた日本人ジャーナリストの方々の報道に触れ、人の命というものは、その個人だけの命ではなく、少なくとも親、家族、友人といった今まで支えてくれた人たちのためにも全うしなければならないことを痛切に感じるのである。
つい先日も、少女による事件があったが、今一度、“命”について考えてみることが必要であると思う。
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